たんぱく質が大切なのは知っているけれど、「女性は1日にどれくらい摂ればいいの?」と迷うことはありませんか。

「1日50g」と聞いても、卵や肉、魚に置き換えるとどのくらいなのか、少し想像しにくいですよね。

さらに、プロテインを飲む場合も「1杯で足りるの?」「何g飲めばいいの?」と悩みやすいところです。

結論から言うと、まずは食事から摂れている量を確認し、足りない分だけ補えば大丈夫です。

みお

みおからひとこと

数字だけを見るより、卵や魚、納豆など、いつもの食事に置き換えると分かりやすいですよ。

① 女性に必要なたんぱく質量の目安

多くの成人女性では1日50g前後がひとつの目安ですが、年齢や活動量などによって変わります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人女性のたんぱく質の推奨量は、18歳以上でおおむね1日50gとされています。

ただし、これは「誰でも必ず50gでよい」という意味ではありません。

必要量は、年齢、体格、活動量、健康状態、妊娠・授乳の有無などで変わります。

区分 女性の推奨量の目安 考え方
18〜29歳 50g/日 不足を避けるための公的な目安です。
30〜49歳 50g/日 食事量が少ない日は不足しやすくなります。
50〜64歳 50g/日 食欲や活動量も合わせて見ます。
65歳以上 50g/日 年齢だけでなく、食事量や健康状態も確認します。

食事摂取基準には、「推奨量」と「目標量」という考え方があります。

推奨量は、不足を避けるために多くの人が満たしたい量の目安です。一方、目標量は生活習慣病予防なども視野に入れ、エネルギー全体に対する割合で示されます。

妊娠中・授乳中は付加量が示されているため、通常時とは分けて考える必要があります。持病や治療中の方も、自己判断で増減させず専門家に相談してください。

POINT

まずはプロテインを何杯飲むかではなく、食事を含めた1日の合計量を確認しましょう。

② 体重別に考えるとどれくらい?

体重別の数字は便利ですが、公的な推奨量や生活状況も合わせて考えましょう。

たんぱく質量は、体重1kgあたりで考える方法もあります。

たとえば、体重1kgあたり0.8gで計算すると、体重50kgの人は約40gです。

ただし、これは一律の必要量ではなく、考え方をつかむための参考値です。

体重 0.8g/kgで計算した参考値 見方
45kg 約36g 少食の人は食事内容も確認します。
50kg 約40g 公的推奨量とは同じ意味ではありません。
55kg 約44g 活動量が多い人は食事全体も見ます。
60kg 約48g 50g前後の目安に近づきます。
65kg 約52g 数字だけで増減を決めないようにします。

体重換算は便利ですが、厚生労働省の推奨量とは目的が少し違います。

ダイエット中でも、体重×数字だけで極端に増やしたり減らしたりしないことが大切です。

③ たんぱく質50gは食事でどれくらい?

1つの食品だけで摂ろうとせず、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品を組み合わせると続けやすくなります。

「50g」と聞くと多く感じますが、1日の食事に分けると現実的に考えやすくなります。

文部科学省の食品成分表をもとに、一般的な1食分に近い量へざっくり換算すると、次のようなイメージです。

食品 目安量 たんぱく質量の目安
1個 約6g
納豆 1パック 約7〜8g
牛乳 200ml 約7g
豆乳 200ml 約6〜7g
ヨーグルト 100g 約4g
鶏むね肉 100g 約23g
1切れ 約18〜22g
木綿豆腐 150g 約10g
プロセスチーズ 1個・1切れ 約4〜5g
ツナ缶 1缶 約12〜15g

ここで注意したいのは、食品の重さ=たんぱく質量ではないということです。

鶏むね肉100gに、たんぱく質が100g入っているわけではありません。

また、焼く・ゆでるなどの調理で食品の重量は変わります。商品によっても数値は変わるため、加工食品やプロテインは栄養成分表示を確認しましょう。

CHECK

食品の重さではなく、栄養成分表示にある「たんぱく質」の欄を確認しましょう。

④ 1日50gを摂る食事例

1食でまとめず、朝・昼・夕に分けると無理なく摂りやすくなります。

たんぱく質は、夕食だけでまとめて摂ろうとすると大変です。

朝・昼・夕に少しずつ入れると、食事量が少ない日でも調整しやすくなります。

タイミング 食事例 合計目安
朝食 卵、ヨーグルト、牛乳または豆乳、パンまたはごはん 10〜15g程度
昼食 鶏肉や魚のおかず、ごはん、汁物、副菜 15〜20g程度
夕食 肉・魚・豆腐など、主食、副菜 20g前後
間食 ヨーグルト、チーズ、豆乳、プロテイン 不足分を5〜10g程度

この食事例は、必ず合計50gぴったりにするためのものではありません。

朝食が軽い人は昼と間食で補う、夕食が少ない日は朝に卵や豆乳を足す、というように柔軟に考えて大丈夫です。

MEMO

毎食に少しずつ取り入れると、夕食だけに偏りにくくなります。

⑤ たんぱく質が不足しやすい女性の食生活

食事量が少ない人だけでなく、主食中心の食事が続く人も不足しやすくなります。

たんぱく質不足は、極端な食事制限をしている人だけの話ではありません。

忙しい日が続くと、知らないうちに主食中心になりやすいです。

  • 朝食がパンとコーヒーだけ
  • 昼食がおにぎりや麺だけ
  • ダイエットで肉や魚を減らしている
  • 野菜中心なら十分だと思っている
  • 忙しくて1日2食以下になる
  • お菓子や菓子パンで食事を済ませる
  • 外食やコンビニで主食だけ選びやすい

こうした食事が続く方は、毎食どこかに卵・魚・肉・大豆製品・乳製品を入れるだけでも見直しやすくなります。

不足しやすい理由やサインは、タンパク質が足りていない女性の特徴でも詳しく整理しています。

⑥ プロテインは何グラム飲めばいい?

食事で不足する量に合わせて調整し、最初から毎日1杯と決める必要はありません。

プロテインを使うときは、「粉を何g飲むか」ではなく、1回分に含まれるたんぱく質量を見ます。

粉末20gでも、たんぱく質が20g入っているとは限りません。

商品によって、1回分に含まれるたんぱく質量は15〜25g程度など差があります。

みお

ここがポイント

プロテインの粉の量ではなく、1回分に含まれるたんぱく質量を確認しましょう。

食事で十分摂れた日は、無理に追加しなくても大丈夫です。

牛乳や豆乳で割る場合は、その飲み物に含まれるたんぱく質も合計に含めます。

毎日飲む考え方は、プロテインは毎日飲んでも大丈夫?で詳しくまとめています。

運動していない日の考え方は、プロテインを飲んでも運動しないと太る?も参考になります。

飲むタイミングで迷う方は、プロテインはいつ飲む?から見ると整理しやすいです。

⑦ ダイエット中は多めに摂った方がいい?

たんぱく質だけを増やすのではなく、食事量を減らしすぎないことが大切です。

ダイエット中は食事量が減り、結果としてたんぱく質も不足しやすくなります。

ただし、たんぱく質を増やすだけで痩せるわけではありません。

炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルも、体を動かすために必要です。

プロテインを追加する場合も、食事や間食にそのまま上乗せすると、摂取エネルギーが増えることがあります。

みお

ここは注意

たんぱく質だけに偏らず、主食や野菜も含めて食事全体を見ましょう。

極端な高たんぱく食にするより、続けられる量と食事全体のバランスを優先しましょう。

商品選びで迷う方は、女性のプロテインの選び方もあわせて読んでみてください。

⑧ 摂りすぎにも注意した方がいい?

多ければ多いほどよいわけではなく、体調や食事全体を見ながら調整しましょう。

たんぱく質は大切ですが、たくさん摂るほどよいものではありません。

プロテインにもエネルギーがあります。食事に上乗せし続けると、摂取エネルギーが増えやすくなります。

また、一度に多く摂ると、お腹の張りや重さを感じる人もいます。

腎臓病・肝臓病・糖尿病などで治療中の方、妊娠・授乳中の方、食事制限を受けている方は、自己判断で増やさず医師や管理栄養士に相談してください。

サプリメントやプロテインだけに頼らず、食事を基本にすることが大切です。

⑨ 40代・50代女性が意識したいこと

年齢だけで必要量を決めず、食欲・活動量・筋力・食事内容を確認しましょう。

40代・50代になると、食事量や食欲が少しずつ変わる方もいます。

朝食や昼食が簡単になったり、肉や魚が重く感じたりすることもありますよね。

そんなときは、卵、豆腐、納豆、ヨーグルト、豆乳など、食べやすい食品を活用すると続けやすいです。

1食に偏らせず、朝・昼・夕に分けて入れると、無理なく整えやすくなります。

運動習慣がある方は、運動量だけでなく食事内容も合わせて確認しましょう。

種類の違いを知りたい方は、ホエイ・ソイ・カゼインの違いも参考になります。

⑩ よくある質問

女性は1日50gのたんぱく質を摂ればよいですか?

50g前後は、成人女性の目安のひとつです。

ただし、年齢・活動量・体格・健康状態で変わるため、全員に同じ量を当てはめるものではありません。

体重50kgなら40gで十分ですか?

体重1kgあたり0.8gで計算すると約40gですが、これは参考値です。

公的な推奨量や、普段の食事内容、活動量も合わせて考えましょう。

プロテイン1杯で足りますか?

商品によって、1杯に含まれるたんぱく質量は違います。

食事で摂れている量によっても変わるため、1日の合計で判断してください。

卵だけでたんぱく質を補えますか?

卵は便利ですが、卵だけに偏る必要はありません。

肉・魚・大豆製品・乳製品などを組み合わせると、他の栄養素も摂りやすくなります。

朝にまとめて摂ってもよいですか?

生活に合わせて考えて大丈夫ですが、まとめて摂るより複数の食事に分ける方が取り入れやすい人も多いです。

朝だけに偏らせず、昼や夕食でも少しずつ意識してみましょう。

運動しない女性もたんぱく質は必要ですか?

たんぱく質は、運動する人だけの栄養素ではありません。

ただし、プロテインが必須という意味ではなく、まずは食事で不足していないかを確認しましょう。

40代・50代は多めに必要ですか?

年齢だけで一律に決めるのではなく、活動量・食事量・健康状態を合わせて考えます。

食事量が減っている方は、まず普段の食事にたんぱく質源が入っているか見直してみてください。

みお

今日のまとめ

まずは今日の食事を振り返って、足りない分だけ無理なく補っていきましょう。

⑪ みおのまとめ

✅ みおのまとめ

成人女性は、1日50g前後のたんぱく質が目安のひとつです。

ただし、必要量は年齢・体格・活動量・健康状態で変わります。

体重別表は参考値であり、絶対的な必要量ではありません。

食品の重量とたんぱく質量は別なので、栄養成分表示も確認しましょう。

朝・昼・夕に分けて、卵・魚・肉・大豆製品・乳製品を組み合わせると続けやすくなります。

プロテインは、不足分を補う選択肢のひとつです。

多ければ多いほどよいわけではないため、持病や食事制限中の方は専門家へ相談してください。

美容と日常の栄養補給を意識したい人へ

食事だけでたんぱく質を整えるのが難しい日は、プロテインを補助として使う選択肢もあります。

美容や日常の栄養補給を意識したい方には、ソイプロテイン系の商品も選択肢になります。

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美容や日常への取り入れやすさを重視したい方に。大豆たんぱくをベースに、乳酸菌やスーパーフードもあわせて意識できるプロテインです。

朝食や間食で不足分を補いたい方は、商品表示のたんぱく質量を確認しながら取り入れてみましょう。

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参考文献